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小林よしのり
2025.11.8 11:18

台湾有事は存立危機だから、中国と戦争するか?

高市早苗首相が、台湾有事は、日本の存立危機事態になり得ると明言した。
専門用語で難しいと感じるし、女が言えばさらっと聞き流すが、
これは大変なことなんだぞ。分かってるのか?

もし台湾を中国が侵略したら、日本は直ちに中国と戦争を開始するという
ことだ。
わしはまだ戦時を体験したことなかったが、ついに戦争か〰︎。

しかし女って便利だな。
男の首相なら言えない戦争参加宣言も、女の首相なら、さらりと言える。
しかも米兵たちの前で右手を高々と上げて、ぴょんぴょん飛び跳ねた女性首相が、
自衛隊に、「日本の存立危機だから死んでくれ」と命じるのだ。
それが軍の最高指揮官の態度だろうか?

わしは『台湾論』を描いた者として、台湾は守りたいと思う。
だが、わしならば、自衛隊出動は、相当神妙な態度で告げるだろう。
態度(ふるまい)はやはり「真正保守」の要諦なのだ。

若者の命がかかる究極の選択を避けるためには、中国との

「命がけの外交=戦争」を事前に行なうのが、政治家の務めである。
女という属性のために、戦争直前に、議論も巻き起こらない

日本の状態というのは、異常だとわしは思う。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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令和7年 12/13 SAT
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